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2018.04.06 BLOG

学生は情報収集をこのように行う!学生が中小企業を見つけやすくなるきっかけとは・・・

今年2月に弊社に2名の九大生(1年・2年)がインターンシップに来られました!
非常に優秀でしたので、「ブログにUPする用の記事書いてみて~!」と伝えたところ、
なかなか面白い内容が出てきました(笑)

そのまま載せてみましたので、ご一読頂けますと幸いです。

(写真は、インターンシップ中に社長含め採用ご担当者様の前でプレゼンをしているインターンシップ生です。)

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就活に戸惑う学生が行きつく先は…

学生が就職活動に取り組む際の悩みの一つに「実に多くの企業が存在していることに驚き、情報収集源(就職支援窓口やインターネット上など)で調べようと思っても、企業に関する情報が溢れかえっているため、混乱する一方である」というものがあります。
また、「中小企業に関して正しい知識がないため、目につきやすい大企業が就職先として相応しい」という考えに至りやすいという現状もあります。

株式会社ディスコキャリタスリサーチさんの2016年10月調査によると、学生が中小企業を受けなかった理由として、安定性に欠ける(39.2%)、知名度が低い(37.7%)、情報不足で企業研究がしにくい(24.9%)、という結果が出ています。

学生が就活情報を得る手段として一番多いのは各種ナビサイトです。
しかし、これらを利用する中小企業は少なく、ほとんどが大企業の情報です。
これだと中小企業にとってますます不利な状況になります。

では、どのようにして学生に会社を知ってもらうとよいのでしょうか。

ナビサイトを利用するという方法もございますが、それだと情報がますます溢れてしまい、逆効果ではないかと考えられます。
そこで今回私たちが提案するのは、「Twitterを効果的に利用する」という方法です。

そのように考える理由や利用方法について、以下述べていきます。

大学生の情報収集~SNS利用率とその理由~
・ほかのSNSと違い圧倒的に20代の利用者が多い
http://www.fantastics.me/documents/service/SNSuserdata_201803.pdf

現在の20代はTwitter、LINE、Facebookなど様々なSNSを利用しています。
その中でも、FacebookはTwitterと異なり公的イメージが強く、使いにくいという印象があり、アカウントを作っているだけでTwitterの方を実質的に利用する学生が多い傾向にあります。
そのため、Twitterが広報の大きな手段となりえます。

・学生にとって気軽に使いやすい

Twitterが他のSNSと比較してもっとも大きな理由の一つとして、「匿名性」という性質が挙げられます。
他のSNS(Facebook、Instagram)は本名による登録なので、登録はしても実際は利用しにくいという声もあり、効果的な利用が浸透していないと考えられます。

それに比べTwitterは匿名で登録することも広く行われ、気軽に利用しやすいSNSとして浸透しています。

Twitterによる情報提供のメリット、利用方法
〇メリット①「利用者の多さを“利用”することができる」
多くの学生がTwitterを利用しているということは、上項目を読んでいただければ、一目瞭然ではないでしょうか。学生にとっての「使いやすさ」を利用し、学生に対して広く会社の情報を提供することができるのではないでしょうか。

〇メリット②「限られた字数の中で情報を伝達する事ができる」
Twitterには字数制限があります。限られた字数の中で工夫された投稿をすることで、会社独自の特色を出していくことが出来るのではないでしょうか。
また、学生と年齢が近い若手社員や女性社員が実際に働いている姿などを写真として投稿することで、就活生が企業イメージを抱きやすく、安心することができるだけでなく、社員がどのように働いているのかを知る事も出来ます。

〇メリット③「若者の活字離れに対抗する事ができる」
若者の活字離れが進んでいる現代、紙媒体よりタブレット上での情報提供の方が、学生も目を通しやすく、情報を視覚的に受け入れやすいと考えられます。

それに伴って、字数制限があるTwitterはより一層「読みやすさ」があるのではないでしょうか。

利用方法

LISKULさんの2017年11月6日投稿の記事によると、幾つかの企業の成功例が挙げられています。

それらのうち、上澤梅太郎商店さんは、自社商品を取り入れた朝食を紹介するつぶやきをすることで、朝食を重視するフォロワーの獲得やファンの定着につながりました。

これは「自社の商品を知ってもらう」という目標のもとの工夫ですが、このことを「自社自身を知ってもらう」という目標にしても、工夫次第では同じようなことが言えるのではないでしょうか。

~インターンシップ生からの意見~

・ツイートの目的が就職情報提供よりもその会社商品の一つの広告という印象がある。
就職活動に日頃身を置いている側からしてみれば、普段の活動と異なる情報に触れることのできる魅力を感じる。(K大2年女子)

・会社や職場などについて具体的なイメージを持つ事が出来ない学生から考えると、普段使用しているツールで「仕事」や「働くこと」などについてのイメージをつかむことが出来ることは大変魅力的に感じます。

Twitterはリツイートという投稿が拡散される機能もあるため、学生にとってはフォローしていないアカウントの情報も手に入りやすいと思います。

そこから興味を持つこともあると思われますので、情報提供にも大変役立つツールではないかと考えます。(K大2年男子)

https://liskul.com/twitter-company-account-21538
https://twitter.com/Uwasawa/status/955247839013031936

まとめ

以上の通り、若者のTwitter利用率を利用することによって、学生に会社自体を知ってもらう機会を日常から作ることが出来ると考えられます。

会社独自に工夫しながら、特色ある情報提供をしてみるのは如何でしょうか。

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採用ブランディング・企業名の露出の仕方も色々と変わっているようですね。

学生のリアルな声を見ると、中小企業にとって費用・時間的にも効果的な採用活動を行うカギは、
今の市場にあった動き・採用活動を行うことにありそうです。

それにしても2人とも非常に面白い学生でした…笑