コラム / ブログ
COLUMN & BLOG

2022.11.25 COLUMN

若手の退職を防ぐためにオジサン・オバサンが知っておくべき理解すべき「Z世代」の特徴

今までの上司が経験してきた成功体験、指導方法は、基本的に通用しない

私は今年で38歳になりますが、いわゆる昭和的マネジメントを新入社員時代を始め受けてきました。そのおかげで良くも悪くもタフになれたとも言えます。

とは言え、私が受けたものは現在の若年層である「Z世代」には、理解しがたいものが多いのが現実です。つまり、このままの状態で関り続けると若手が退職し続けるという事態を招きかねません。

そこで、前提として必要になってくるのは「Z世代」の特徴を理解しておく必要があります。

Z世代の人材を定着させるには

Z世代の人材を定着させるためには、まず特徴を知ることが必要です。「今の若いやつらは!」と考える前に、このZ世代の特徴を捉えてみましょう。

➀自分から動き出せない
②注意されるとすぐめげる
③言われたことしかやらない、指示待ち
④責任ある仕事を任されることに不安を感じる
⑤自分の成長につながると思えないことはやらない
⑥情報にはとても強い
⑦貯蓄傾向にある
⑧メールで済ませる
⑨失敗を恐れ、間違いのない答えを求める
⑩楽に成果を上げたいと考えている
⑪年長者と話そうとしない
⑫上司との酒はきっぱり断る
⑬現実主義である

つまり、「受け身」「安定志向」「デジタルに強い」のが、Z世代の特徴なのです。

「自分で考えて、やってみろ」は非現実的なコミュニケーション

中小企業の管理職クラスにいらっしゃる皆さんにとっては「自分で考えて、やってみる」と言う行動は普通のことでしょう。しかし、多くのZ世代にとっては未知の領域の話です。

そのため、私たちが当たり前に感じていることを情報としてアップデートする習慣を身に着けておきましょう。さらに、Z世代は「ジェンダー」についても多様な考え方を持っています。残念ながら私を含めて現在の30代以上はジェンダー教育を受けていない世代です。そのため、男性・女性に対して先入観で関わっています。私たちのアップデートが遅れるとその分組織に効果的ではない影響を与えます。

年度末に向けて様々な分野のアップデートをして、効果的なマネジメントを行っていきましょう!

本記事についてご質問や研修等についてのお問い合わせがあれば以下よりご連絡ください。