2022.10.19
COLUMN
下がるのはテンション 忘れるのはモチベーション
下がるのはテンション 忘れるのはモチベーション
このような言葉がありますが皆さんは聞いたことはありますか?
まさに、若手社員の状況を指している分り易い言葉ではないでしょうか。
10月も後半に差し掛かり、今春入社した新入社員も早いもので入社半年が経過しました。
先日も新入社員研修のフォローアップで20名ほどの若手社員と数カ月ぶりに会いました。
1人1人が様々な状況に置かれていますが「仕事を楽しむ人」と「仕事を楽しまない人」の
この時期の若手に共通するのは「モチベーションの源泉を覚えているか否か」でした。
少し別の言葉に置き換えるのであれば「自分自身の頑張る理由」や「入社動機」とも言えるでしょう。
現場でのOJTが中心の時期になり、忙殺され、何のために働くのかを見失う若手社員が増える時期でもあります。
そして、その状態に上司や先輩が気づけないといずれ「●●部長、ちょっとよろしいでしょうか?」と退職相談が始まります。
研修では「テンションを上げる」ことはできます。しかし、「モチベーションを思い出す」ことは日常生活でこそより効果を発揮します。
これから年末にかけて駆け抜けていかれる企業様も多いと思います。
ぜひ、そのような時こそ若手社員に「入社動機」を聞いてみてください。
「どうしてウチに入社したんだっけ?」「ウチでやってみたかったことは何だっけ?」という具合でOKです。
若手社員も自分の入社動機や働く理由を思い出せれば再度走り出すことができるようになります。
採用が困難になっていく時代だからこそ、入社してくれた若手社員をしっかりと定着できる関りを持っていただければと幸いです。
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