2021.06.29
COLUMN
人事評価導入・運用に抱く疑問・不安とサヨナラできる方法とは
人事評価への不満を回避するには?人事評価制度導入の方法
人事評価の不満はモチベーションの低下だけではなく、離職の原因にもなります。
既存制度の整備や、360度評価など公平性・納得性が高いとされる制度を導入するなどの検討が必要です。
評価基準の明確化と周知
人事評価への不満の対策として、まずは社員に人事評価制度への理解を深めてもらうことが大切です。
会社の方針の明示や、評価項目に妥当性を担保して、きちんと社員に説明機会を設けましょう。
評価の公平性
評価に不満を抱く原因に「上司は自分のことを理解していない」と感じていることがあげられます。
そのような感情を持ったまま面談に臨んでも、結果に対して前向きな捉え方をすることは困難です。
評価する者とされる者との信頼関係が大切です。いくら仕組みに妥当性があっても、評価者と被評価者の間に信頼感がないと、納得性は薄れます。
評価の納得性
年に1〜2回、結果を返すだけの評価面談のみで終わってしまうのではなく、社員の納得性を高めるために、フィードバックでは、評価に対する読み解き指導や研修、1on1などを通じて本人に「気づき」を与え、行動を変えるように促すことが必要です。
また、信頼性の獲得のためにも積極的なコミュニケーションをこころがけ、仕事ぶりや行動の変化を把握しましょう。
結論:魔法のような飛び道具はない!
あえてお伝えするなら、「地道にコツコツ」です。
特に他社事例など様々ありますが、1番は「自社の理念・事業計画・戦略とどれだけ整合性がとれているか」です。魔法がないからこそ、今ある制度の活かし方などについて専門家等にご相談してみてください。
今の時代は最短で成果を出すことが求められます。それであれば、様々な知見を頼り、使い倒して成果を上げてください。