「なぜ本学の学生でないといけないのですか?」と聞かれて私たちは明確に答えられるか?
読者の皆様の会社ではインターンシップや採用活動時に仮に学校から「なぜ貴社では、本学の学生でないといけないのですか?」と問われたらどのように答えますか?そして答えられますか?
この点は「採用人物像」に密接に関係している点ではないでしょうか。
「誰でも良い」は誰も来ない
先日とある大学を訪問した時に私自身言われたのが「インターンシップを実施するにあたり、なぜ御社では、本学の学生でないといけないのですか?」という言葉でした。
さらに、立て続けに仰っていただいたのが「本学では、明確に本学の学生でなければならない理由を仰っていただけない企業のインターンシップや企業説明会を学生に案内するつもりは一切ありません。」
「特に自由応募型のインターンシップで全国から参加を募っている場合は学生が企業を探せますよね?それでも学生の目に留まらないのは企業側の努力不足ですよね」
この言葉にドキッとされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身思わず心の中で「ごもっとも」と思っていました。
そして、インターンシップであろうと採用活動であろうとツールは何であれ「誰に」という部分が曖昧だと学生を集めるのも難しくなります。
ドラッカー5つの質問をインターンシップや採用活動にも当てはめてみる
では、インターンシップや採用活動における企画検討をする際に以下の質問を自社に投げかけてみてください。
第1の質問 われわれの使命は何か
第2の質問 われわれの採用対象者は誰か
第3の質問 採用対象者にとっての価値は何か
第4の質問 われわれの採用活動における採用対象者へおこる良い変化は何か
第5の質問 われわれの採用計画は何か
いわゆるドラッカーの5つの質問をアレンジしたものになります。
第1の質問から第5の質問まで一気通貫したものになっております。
これが、経営チーム内または採用チーム内で明確になると
より効果的な活動に繋がります。
企業側も変化が求められる2024採用
2023採用までと変わり、専門性が高い学生や上位層の学生は2024採用では獲得競争が過熱する見通しです。だからこそ、改めて地に足をつけて思考を整理して、悪手を指すことなく、効果的な採用活動をされてください。
本記事の作成者へ質問、採用戦略策定やインターンシップ企画等でお悩みの場合は是非ご相談ください。多数の企業での実績があるからこそ最適な情報提供をさせていただきます。