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2021.11.16 COLUMN

立場の違いから起こる視座の違いの差を埋めるためにできることとは?

上司からこのようなことを言われた経験はありませんか?

「私だったら●●したかな」
「俺だったら▲にしたよ」
私自身は経営者に近いポジションで仕事をしていた為か
よく言われました。
そしてそのたびに「だったら先に言えばいいのに」と腹を立てる時期もありました。
そのような経験も多いので、同じような経験がある方の気持ちは重々に分かります。
ただ、「先に言えばいいのに」「この人は変わらない」「なんでそうなんだ」等とここで怒ったり、諦めては前進しません。
1度深呼吸をして、こう考えてみましょう。
「なぜ、社長(上司)はそのように考えるのか?」

立場の違いから起こる視座の違いの差を埋めるためにできること

経営者や管理者は意図を持って発言されています。(※意図無く感覚で言っていることもあります。その時は、その感覚の意味を想像してみてください。)
「その立場にならないと違いはわからない!」
と言ってしまえばそれまでですが、

解決のための一番の方法は、
経営者と幹部・現場リーダーの双方が、
“違い”を埋めるための努力をし続けることです。

そして、経営者と幹部・現場リーダーの違いを埋めるための努力とは

“お互いの観点を想像してみる”ことであると私は考えています。

幹部・現場リーダーは、自らの経験や考えに
基づいた判断をすることももちろん大切ですが、

判断を下す前に「経営者ならどのような判断をするのか?」
という観点で立ち止まって考えること。

そして経営者の方は、幹部・現場リーダーの方が
どのような判断基準を持っているのかを確認した上で、
自らの判断基準を伝えるということです。

きっと最初は、上手くいかないことも多く、
感情がぶつかり合うことや、
理解し合うことを諦めたくなる瞬間もあると思います。

しかし、そこで諦めてしまっては
その違いは永遠に埋まることはありませんし、
描いている未来を共に実現することもできません。

だからこそ“違いを埋めるための努力”は
やり続けることが大切ですね。

幹部や現場リーダーの方であれば、
会社の想いや考えに共感している部分があるはずです。

分かり合えることを信じて、
“お互いの観点を想像してみる”ことに
チャレンジしてみてください。