2021.10.29
COLUMN
「入社が不安になりました」と言われたときの対応法

新型コロナウィルス感染症が徐々に落ち着きはじめ、
10月に内定式を行った企業様も多くあるのではないでしょうか。
そして、今まさに内定者と様々な形で関りを持っていただいていると思います。
多くの方が経験されているのが内定者からの
「入社が不安になりました」という一言ではないでしょうか。
さて、皆様は「入社が不安になりました」という一言が
聞こえた際にどのように対応されていますか?
初めて社会に出る内定者はたくさんの不安を抱えています。
しかし、その不安に対して
「マリッジブルーみたいに、入社前の悩みはよくあることだから」
「入社後に分かることだから気にしないでいいよ!」
と、聴き流していませんか?
我々がおススメしているのは
「現状楽しみなこと・不安なこと」を洗い出し、すり合わせることです。
意見として多く見られるものを内容ごとに分類分けをしていくと、
「お金関係」「社外の人との関わり方」「時間の使い方」
「通勤関連」「精神的不安」「人とのつながり」「社会人基礎スキル」
の7項目が不安の種になり易い傾向があります。
そしてこれらについて、納得できるまでしっかりと話し合うことが、
お互いの安心や信頼につながり、
これから共に働く上での土台になります。
内定者にとっても、
「目の前のモヤモヤは本音の対話をすることで解消できる」
という経験を積めると会社に入ってからも希望を感じてもらえます。
4月に新入社員が入社予定の皆様は、
ぜひ、入社前の不安解消の時間をつくってみてはいかがでしょうか?
お互いにとって良い時間になりますよ!