2021.08.22
COLUMN
属人的な若手育成から脱却するためのポイント
今回は、「属人的な若手育成から脱却」というテーマについて書かせていただきます。
久留米で製造業を行っている企業様から「上司が属人的な育成をするため、
人材の成長にバラつきが出ている。どうしたらいいのか?」というご質問をいただきました。
その企業様は創業して53年と歴史のある企業様でした。
そのため責任者は、責任感が強いがゆえに
「今までのやり方でいかに部下育成していくのか」という思考が強く、
今までのやり方に固執してしまう傾向がありました。
特に、最初多く聞かれたのは以下の2つの声でした。
「うちは特殊だから標準化していくことは難しい」
「そこまで考える時間がない」
そのため、取り組む初手としてお願いをしたのは
「1人ひとりの考え方やアイディアを丁寧に聴く」
ということにしました。
この話をお伝えしている多くの企業様からは「そんなこと!?」と思われたり、
ご意見をいただきます。
大事なことは「そんなこと!?」を当たり前にやり続けられる組織になることです。
お互いに考えていることをすり合わせると、実現するためのヒントはたくさんあります。
まず、経営者様・経営幹部と呼ばれている方から
是非、1人ひとりの声をしっかりと吸い上げて
自社の「整える部分」に向き合ってみてはいかがでしょうか?
全てのヒントは社員様の頭の中に埋もれているかもしれませんよ!