責任者に任せる!若手の育成計画づくりとは?
新卒社員の採用活動を行っている企業の経営者様の願いは
「新卒社員が成長して、お客様の役に立ってもらえている」ことではないでしょうか。
そのような願いを持つある企業様から「せっかく採用した新卒社員をしっかり育てたいが良い方法はありますか?」というご質問を最近いただきました。
魔法のようなことはありませんが、確実に新卒社員を育てる視点をまとめています。
新卒社員の育成計画づくりの考え方とは?
育成計画づくりを作成する際の視点は3つです。
①2年目スタート時の理想の状態を設定する
※最も重要なのが「何が出来る先輩社員になっておきたいのか?」を当人と上司で共通の姿を認識することです。
②理想の状態を実現するための四半期ごとの目標の設定
(人事評価制度がある会社では、5W1H等が明確になっている詳細な目標設定になっているかを確認されてください)
③自信をもって2年目を迎えるための4個の挑戦項目の設定
(部署としてのリクエスト挑戦項目2つ、自らが決めた挑戦項目2つ)
※数が多すぎるとすべてが中途半端になりますので、社内の制度とのバランスはとられてください。
中小企業の多くでは新卒社員の本人が考えて・決める目標設定は「後回し」にされがちです。
ぜひ、早い段階で個々の社員をフォローすることが日々の行動を漫然とさせないことに繋がることだと承知いただければと思います。
もし、作成フォーマットに興味がある方は以下の問い合わせフォーム(https://gss-biz.net/contact/)の問い合わせ内容に「育成計画フォーマット希望」と入力ください。データを2営業日以内にお送りさせていただきます。
計画づくりで満足せずに、実行し達成するための日常を重視する
育成計画を創り上げること以上に、
目標を達成するための細かい指標と
日々の関わりが大事だということです。
やはり、新卒は日々の業務の中で、
目の前のことに追われてしまい
未来が見えにくくなりやすいです。
そのため、細かく設定した指標を一つひとつクリアし、
成功体験を積み重ねながら、
確実に成長実感を味わってもらうことが大切ではないでしょうか。
特に、今年の4月入社の新卒においては
コロナ禍で「人との関り」が希薄だった可能性が高いので、
いつも以上に時間を使って欲しいというリクエストを現場責任者に
出してみてはいかがでしょうかいます。
もちろんすべてが計画通りにいくとは限りませんが、
「育成する」ことに向き合い、
日々ブラッシュアップしながら進めていきたいですね。