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2018.05.09 COLUMN

【就活生の声まとめました。】面接で入社意欲が高まったこと・低くなったこと

学生が自社へ入社意欲を高めるポイントは?ー選考編ー
 
5月に入り、選考の開始・最終選考会の実施など、多くの企業にとって面接のピークシーズンとなっています。 
 
そこで、面接を通じて入社意欲が高まったことや低くなったことについて、当協会運営の就活塾「就勝ゼミナール」に通う就活生にコメントを求めたところ、入社意欲が高まった面接32件、入社意欲が低くなった面接26件の意見が寄せられました。 
 
就活生のコメントから見えてくる「入社意欲が高まる面接」について考えてみたいと思います。 
 

 
採用担当者以外の面接官への情報共有の重要性


 
結果を見ると、『面接官の態度』『面接官の発言内容』が、入社意欲を左右する要素の1つになっていることが改めて確認できます。 
 
また、面接官が『私自身を理解しようとしてくれる』、『言葉を引き出そうとしてくれる』という姿勢に、好感の声が寄せられました。 
 
面接官役は、採用担当者以外の方が行うことも多いのではないでしょうか? 
普段採用に関わられていない方は、今の採用市場・就活生の動向や気持ち、内定辞退の現状を把握していない方も多いです。面接開始前に共有したうえで、面接に取り組んでいただくことも大切な活動の1つと言えます。 
 

入社意欲が下がった”面接”

面接官が面接の準備不足だった 
・面接前に私の応募書類を読んでないように感じた。書いてあるのに一から説明させられた。 
・面接開始後、その場で応募書類を読み出し、5分ほど無言の時間が続いた。 
・私のことではない経験について聞かれた。誰と間違えているの?と思った。 
 
面接で何を評価されたのか分からない 
・面接では簡単な自己紹介と経歴だけで終了。自分のことを理解してくれたのか分からない。 
・反応が曖昧で、何を評価されたのか不明。入社後もこんな感じかと思った。 
・合格といわれたが、明確な理由が分からない。誰でも通過するのかと思った。 
 

 

入社意欲が高まった”面接”

面接官が仕事や会社について、誇りを持って話している 
・面接中、面接官が仕事内容・やりがいなどについて「自信を持って話している」「仕事に熱意を感じられる」姿を見て、「自分もあのように働きたい」「自分自身も働く会社のことを誇れるようになりたい」と思った。 
 
面接の内容などに関してきちんと評価してくれる 
・面接の最後に、面接内容や態度に関してきちんとフィードバックしてくれた。 
・面接に関して、ちゃんとフィードバックされたので「この短時間で自分のことをここまで見てくれる会社なんだ」とさらに入社意欲が高まった。 
 
説明会・選考プロセスから内定者フォローは始まっている。


 
就勝ゼミナールの学生に話を聞くと、説明会・選考の段階から、採用担当者の話す内容・面接官の雰囲気を感じ取り、その積み重ねで入社意欲が醸成されているように感じます。 
 
これから選考が本格化する企業も多いと思います。 
 
学生の声をヒントに、自社に合う採用活動を行っていただければ幸いです。