125%の成長を支えた評価制度の効果とその実践
#定着
課題
キャリアや給料アップの基準が不透明
解決策
人事評価制度の導入
効果
社員が明確な目標を持ち業績アップ
評価制度に着手された当時の状況や、課題を感じられた背景
当時、社員数は6名ほどで、メンバーが「どうすれば給与が上がるのか」を
理解できていない状況でした。
会社としても説明がうまくできていませんでした。
給料を上げていこうと話してはいたものの、
「残業すればいいのか?」「資格を取ればいいのか?」といった疑問に対して、
従業員が納得できる形で答えられていませんでした。
そこで、メンバーが「何を頑張ればキャリアアップにつながり、給与が上がるのか」を
自分で理解できる仕組みを整える必要があると感じ、評価制度の導入に踏み切りました。
制度導入による社内での変化や効果
最初の1年は、評価制度を作ったものの、私もメンバーも理解しきれていない状況でした。
しかし、2年目に入るとメンバーが資格取得へ自主的に取り組み始めました。
以前はこちらから資格取得を促していたのが、
今では「次はこれを取ります」と自発的に動いてくれるようになりました。
これは評価制度の中で、「次のグレードに進むために必要な資格やその報酬」が
明確に定められているためです。
毎週の面談でも、この評価制度を基に「次はどこを目指すか」というサポートを行い、
目標を持たせられるようになったことが大きいと感じます。
また、業績にも影響があり、今年は125%の成長を達成しました。
今後、仕事を「ゲーム」と捉え、数字を楽しむことで仕事を通して
自信を持ってもらうようにしたいと考えています。
現在は納期の達成や担当者別の粗利益を目標に設定し、
作業の進捗として「納品完了」や「報告書の作成」にも取り組んでいます。
評価制度サービスを導入の決め手
最初の面談で「よく理解されている方だな」と感じました。
特に実績を見せていただいたわけではないのですが、経験豊富な方だと感じ、
信頼してお願いできると思い導入を決めました。
外部の評価制度導入に対して社内の反応
従業員からは反発などはありませんでした。
しかし、私自身が一番不安を感じていました。
特に、制度運用に当たって「従業員にしっかりと説明が出来ているのか?」
「運用できているのか?」不安を感じながらスタートしました。
現在では、私も自信をもって従業員に説明もできています。
また、業績アップにもつながっているので、取り組んで良かったです。
評価制度をさらに効果的に運用するための今後の取り組み
評価制度と目標設定の進捗を継続的に追いかけていく仕組みを運用していきたいと考えています。
評価制度は、キャリアの進め方を示すもので、
例えば半年後の昇格試験に向けて何をすべきかが見えるようになります。
これにより個人の目標が明確になり、それを月・週・日と細かく分けて
追っていく仕組みが必要だと考えています。
また、当社の業務は「営業件数」ではなく、受注した仕事を確実に納品することが中心のため、
キャリアの目標と日々の業務を結びつける仕組み作りが今後の課題です。
お客様情報
会社名 | 株式会社イグジット さま |
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創業年月日 | 2015年1月1日 |
事業内容 | 消防訓練機材販売、レンタル |
所在地 | 〒870-0917 大分県大分市高松1丁目 9-16-2F |
従業員数 | 11名(2024年度) |
関連リンク | https://exit-style.com/ |