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2024.06.07

2025卒の採用事情【ここまで超早期化!】

【1】2025年卒 内々定率の現状

25卒の内々定率は3月1日の時点で、34.3%となり前年度から16.2pt増加し、過去最多の数値となりました。4月末には前年度と引き続き、半分以上の学生が内定を獲得しています。

【2】内々定率が上がった理由

内々定を早期化した企業が増えたと考えられます。またその要因は、インターンシップ定義改定が挙げられています。改定ポイントは2点あります。

インターンシップで得た学生の情報を採用選考活動で使用可能に‼

一定基準を満たすインターンシップで企業が得た学生情報や評価を広報活動や採用選考活動に使用可能になりました。

学生のキャリア形成支援にかかる取組を4つに類型化

タイプ3,4が就業体験が必須となり、実施日程は5日間以上で、企業が取得した学生情報の採用活動への活用が可能になります。

【3】2025年卒 就職活動をいつまで続ける予定か

内々定を保有していても4月時点で就職活動を続ける学生は6月末が最高の43.8%を予定としています。

【4】なぜ、6月末までに就職活動を終わらせる学生が多いのか

6月末まで就職活動を続ける理由は2つ考えられます。1つ目は就職活動を終わらせたいからです。夏にインターンシップに参加し、12月ごろから多くの学生が就職活動の準備を行っており、約半年が経つため、就職活動に対する疲れが出るころでしょう。また、大学では卒業論文の作成や公務員試験が控えるため、それまでに就職先を決めたいと考えていると思います。2つ目は1社以上内定が出ている時期であることです。これらの理由により、6月末まで就職活動を続ける学生が多いことが考えられます。

【5】私と周りの就活生を振り返って

私は24卒の就活生でした。私は5月から教育実習があったため冬までに内定をもらうために、10月から就職活動を始め、2月に決まりました。一番長く就職活動を行っていた友達は約1年間行っており、8月から次の年の8月まで取り組んでいました。周りの就活生は3月から6月の約3か月の就職活動を行う方が最も多かったです。やりたい仕事が明確な人は短い期間で多くの内定をもらえていたため、就職活動期間も短かったです。反対にやりたい仕事が明確でない方は、就職活動期間が長引き、内定をもらえる数が少なかったです。そのため、企業に求められていることは、説明会でこの会社に入社して働きたいと思わせることが学生も就職活動に対して、またその企業に対して前向きな気持ちで選考に進めると考えました。また、多くの学生はオンラインと対面でともに社員さんが自分と合うのか見ています。実際に、面接時の質問や返答から、この人と自分は合わないだろうとすでに判断している人がいました。お互いに自分に合う企業を探すためにも、採用活動中に学生の強みを聞くだけでなく、社員さんの強みや必要としている人材を明確にすることは会社に合った仲間を探すことに有効的なことであると考えます。

 

データ引用元:マイナビCAREER RESEARCH LAB

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