事例紹介 / お客様の声
WORKS & VOICE

事例紹介
No.013
株式会社オートウェイ 様

なぜ今『合宿型研修』を選ぶのか?合宿形式が生む人材育成の新たな可能性

#研修

 

課題
新卒採用初年度の課題感~
2023年卒の新卒1期生を対象に日帰り形式のビジネスマナー研修を実施。
しかし、知識の定着や実践に課題を感じ、2期生に向けた効果的な研修方法を模索していた。

解決策
合宿型研修の導入
合宿研修の効果は明確で、新入社員は報連相の重要性や言葉遣いを研修の中で理解した上で、職場に臨むことができた。
また、合宿を通して同期3名は強い絆を築き、日々助け合いながら成長している。

効果
~研修後の成長と絆の強化~
新入社員はホウレンソウの重要性や言葉遣いを理解し、自信を持って職場に臨めた。また、同期3人は強い絆を築き、日々助け合いながら成長している。

【新入社員研修をご利用される前に抱えられていた課題】

当社では前年度、初めて新卒採用を実施し、2名の「第1期生」を採用しました。
その際、集合型でマナー研修を中心とした日帰り形式の外部研修に参加してもらいました。
しかし、日帰り研修ではインプットは得られるものの、自宅に戻るとアウトプットの機会が少なく、ただ受講するだけになりがちでした。

そのため、2024年卒に向けて、より効果的な研修方法を検討する必要性を感じていました。

【数ある研修会社の中から当社に決めてくださった理由】

貴社の合宿形式の研修に大きな魅力を感じました。合宿形式であれば、短期間で集中的に研修を受けられるため、内容の理解が深まるだけでなく、同期や他社の参加者との交流を通じて多様な視点を得ることができます。

また、内定者フォローの段階から参加できる点は、社会人としてスムーズなスタートを切るための貴重な機会になると考えました。さらに、合宿を通じて社外に同期を持つことができるのも良いポイントでした。

貴社の研修は非常に有益であり、今後も継続的に利用していきたいと考えています。

【社内で研修をせず、外部の研修にされた理由】

当社では、新卒社員向けの研修を自社で実施するための十分な体制が整っていませんでした。特に、人事担当者が他の業務も兼務している状況で、新入社員研修のための時間やリソースを確保するのが難しいという課題がありました。

そのため、外部の専門的な研修プログラムを活用し、基礎的なスキルやマナーを学んでもらったうえで、その後の具体的な業務へのフォローアップや実践的な指導は社内で行うという形式を採用しました。

この方法により、効率的かつ効果的な研修体制を実現することができました。

【当社の研修参加後、どんな研修を実施されていますか?】

入社1週目の3日間はGSS様の外部研修に参加し、社会人としての基本的なマナーやスキルを集中的に学んでもらいます。

その後、ゴールデンウィークまでの期間は、人事が主導する社内研修を実施し、当社独自の業務プロセスや企業文化について理解を深めてもらいます。

さらに、ゴールデンウィーク以降の半年間は、各部署を順番に回るジョブローテーションを通じて実際の業務を経験します。この期間を通じて、会社全体の業務を把握するとともに、自身の適性を見極める機会を提供しています。

そして、10月1日に各自の配属先が正式に決定します。外部研修で学んだ基礎を基盤として、社内でのフォローアップや実践経験を重ねることで、新入社員がスムーズに業務に取り組み、自信を持って活躍できるような体制を整えています。

【新卒1期生と新卒2期生が異なる研修を受けたことで、研修後の仕上がりに違いはありましたか?】

1期生と2期生ではそれぞれのパーソナリティの違いがあるため、単純な比較は難しいですが、合宿研修を受講した2期生からは「ハードで歯ごたえがあるが、良い刺激になった」というポジティブな感想が多く寄せられました。

実際、参加者に「来年の後輩もこの研修を受けるべきか」と尋ねたところ、全員が「受けた方がいい」と答えています。この意見を踏まえると、合宿研修は総合的に見て高い意義があったと感じています。特に、新社会人としてのマインドセットを形成する上で非常に役立つ内容だったと思います。

また、研修地に温泉やサウナがあったことも好評で、リフレッシュしながら集中して学べる環境が提供できた点は参加者の満足度を高める一因になりました。初めての合宿形式の取り組みでしたが、実り多い研修だったと感じています。

【受講生から研修内容に関してどのようなフィードバックがありましたか?】 

研修を受けた新入社員からは、言葉遣いや上司への対応、話し方といった社会人としての基本スキルについて、細やかな指導を受けられたとの声が寄せられました。

初めは難しさを感じる場面も多かったようですが、研修を通じて徐々に自発的に発言する姿勢が身についたことが、大きな成長につながったと感じています。

特に、「声を出す」ことの重要性を強く意識できた点が印象的だったとの意見が多くありました。これは、日常業務やチーム内でのコミュニケーションにも大きく役立つスキルだと考えています。

また、3日間の合宿生活を通じて同期同士の絆が深まり、互いに協力し合う姿勢が醸成されたことも研修の良い成果の一つです。

全体として、参加者にとっては厳しさと充実感が両立した研修内容であり、成長を実感できるプログラムだったと評価しています。

【ご要望やリクエストはございますか?】

2泊3日の研修は非常に有意義でしたが、さらに1週間程度の長期研修プログラムがあれば、より深い学びを得ることができるのではないかと感じました。

参加者が学んだ内容をより多くの時間をかけて消化し、実践する機会を持つことで、効果が一層高まるのではないかと考えています。

また、研修後に提出したレポートに関しては、文章構成や表現に改善の余地があったと感じました。
より高度な内容を盛り込むためにも、レポート作成のスキル向上を目指したサポートがあると、更に良い成果が得られると考えます。

総じて、研修内容の深化と長期的な視点での強化が今後のさらなる成長につながると考えています。

 

参加者へインタビュー

2024年卒の新入社員へ合宿研修に参加された感想や学ばれたことを伺いました。

(左から松尾様、前川様、富士瀬様)

Q1  4月の研修、2泊3日の研修Bコースに参加した感想を教えてください。

松尾様

研修に参加した感想として、研修は主にグループワークを中心に進められ、私は自分の意見を伝える力を養うことができました。他の参加者の考えを聞く機会が多く、視野が広がったと感じています。自分一人では気づかなかった視点やアプローチを得ることができ、その点が特に有意義でした。全体を通して、非常に充実した研修だったと思います。

私は普段、インプットは得意ですが、アウトプットが苦手なため、研修ではその苦手意識を克服したいという思いで参加しました。研修でのアウトプットの練習が業務に活かされていると感じたのは、10月に本配属となってからです。上司や先輩社員から業務に関する知識をインプットし、それを実際にアウトプットすることはまだ完璧とは言えませんが、徐々にできるようになってきました。この変化を通じて、自身の成長を実感しています。

前川様

社会人としての基礎や礼儀を学ぶことができました。

大学生活の中でも、先輩・後輩の関係を通じて基本的な礼儀は身についていると思っていました。しかし、社会人として上司の方と接する際の礼儀については、研修を通じて初めて学ぶ機会があり、改めてその重要性を認識しました。

特に社外の方とのやり取りでは、相手の立場を理解し、名刺の渡し方や発言の仕方を考えながら行う研修プログラムを通じて、社会人としての礼儀を学びました。研修でのロールプレイングも多く設けられていて、大変勉強になりました。

富士瀬様

今回の研修は内容が濃く、学生から社会人への意識の切り替えを強く実感できるものでした。特に、コミュニケーション能力や他者の意見をまとめる力が培われたと感じています。

研修では、最初から最後までグループ活動を中心に進められ、さまざまな課題が与えられました。それらの課題をどのように乗り越えるかを自分で考え、それをグループ内で共有し、他のメンバーの意見を聞きながらまとめ、最終的に1つの意見として形成する、自分の考えと相手の考えを尊重しながらまとめる過程が多く求められる研修でした。そのため、自然とコミュニケーション能力や意見を整理・統合する力が研修前よりも向上したと実感しています。

また、研修は座学だけでなく、体育館で体を動かすアクティビティも含まれており、最後まで積極的に学ぶことができました。私は岡山県出身で、就職を機に北九州へ移りましたが、当初は知り合いがいませんでした。しかし、この研修を通じて、現在も交流のある知人を得ることができ、社外の新卒社員とのつながりが非常に有益であると感じました。

研修ではリーダーの補助的な役割を担い、特にアウトプットが重視されていたため、最初から積極的に自分の意見を発信することを意識して取り組みました。その経験は、10月からコールセンターに配属された際にも活かされています。具体的には、お客様の意見と私の意見が異なった場合に、まず相手の話をすべて聞いた上で、どこを尊重しながら適切に説明すべきかを判断し、納得していただけるよう伝える力が身についたと感じています。

全体を通して、非常に実践的で学びの多い研修でした。

 

Q2 4月の研修に参加した時の率直な気持ちを教えてください。

松尾様

私はホームシックになりました。初めて八女市を訪れたこともあり、研修初日は不安を感じる場面がありました。久留米駅で集合し、バスに乗って研修会場へ向かいましたが、山間部に入ると雨が降り、霧がかかっていたため、自分がどこにいるのか分からなくなり、不安が募ったことが原因です。

そんな状況からのスタートでしたが、研修に参加して楽しかったと感じられたのは、参加者が多かったことです。私は初対面の方と接する際に人見知りしてしまうため、グループワークにうまく馴染めるか不安でした。しかし、グループの皆さんが温かく接してくださり、自然と打ち解けることができたことで、研修を楽しく過ごすことができました

前川様

朝が早かったこともあり、「社会人は大変だな」というのが最初の印象でした。他社と合同で行う研修だったため、最初は知らない人ばかりの環境だと思っていましたが、偶然にも小・中学校の同級生が参加しており、その瞬間は少し修学旅行のような気分を味わうこともありました。

一方で、研修のグループにはさまざまな職種の方が参加しており、その方々と交流する機会は、研修ならではの貴重な経験だったと感じています。普段関わることのない職業の方と意見を交わすことで、新たな視点を得ることができました。

富士瀬様

八女市が遠かったため、朝5時に起きて準備をした際には、参加することに対して抵抗感を覚えました。しかし、研修が終わる頃には大きな達成感を感じることができ、学生から社会人への意識の切り替えができたと実感しました。距離のハンデよりも、それ以上に得られるものが多かったと感じてます。

Q3  1番印象に残った研修の中のコンテンツを教えてください。

松尾様

私が印象的だったのは、4月に行われた2泊3日の合宿研修です。特に2日目に体育館で行った体を使ったチームでの活動は、研修で運動する機会があるとは全く予想していなかったので、とても印象に残りました。新入社員研修と言えば、上座と下座や名刺交換を学ぶものだと思っていたので、まさか体を使った研修があるとは驚きでした。

その中でも、特にペーパータワーを作るコンテンツが印象深かったです。A4サイズのコピー用紙を使って、どのグループが一番高く積み上げられるかを競う研修で、他のグループを見渡すと、それぞれのグループに性格が出ていて面白かったです。私たちのグループは、高く積み上げることよりも、崩れないことを大事にしていたため、他のグループよりも少し消極的に映ったかもしれません。その結果、私たちのグループは土台をしっかりと作りながら積み上げていきましたが、途中で倒れてしまう不安が他のメンバーにも見えて、逆にその姿が面白かったです。

前川様

一番印象に残ったのは、「ストレスを溜めない」というコンテンツでした。社会人になって、私は元々ストレスとは無縁だと思っていたのですが、実際に週5日会社に出社して働く中で、多少のストレスを感じることがあり、その解消方法を自分の中で模索していました。しかし、なかなかうまく見つけることができませんでした。

その時、研修を受けて、自分の思いを言語化してアウトプットすることで、同期の皆さんの感情も知ることができ、ストレスを抱えているのは自分だけではないと気づけたことが、研修に参加してよかったと感じた瞬間の一つでした。

また、会社の中で私たちの仕事が何をしているのか分からない状況で1日を過ごす不安や、何もしていないのに給料をいただいていることへの申し訳なさから不安を感じていたのですが、その感情も研修で打ち明けることで、他の参加者の方々も同じような思いを抱えていることが分かり、新卒はこういうものだと知ることができました。

富士瀬様

一番印象に残っているのは、業務の途中報告をすることです。業務が終わった後に報告をする意識は持っていましたが、途中までの進捗を報告するという新たな視点に気づかされました。この考え方は、今コールセンターに配属されてから非常に役立っています。業務の途中で報告をすることによって、正しく業務を進めているかを確認でき、間違いを減らすことができています。そのため、途中報告の重要性を業務を通して実感しましたので印象に残っています。

【GSSコメント】

研修で学んだことを業務で活かしていただけるのは大変喜ばしく思います。

2年目からも学びの姿勢や挑戦する心を持って、励んで頂けることを楽しみにしております。

お客様情報

会社名 株式会社オートウェイ 様
創業年月日 1969年(昭和44年)
事業内容 ・輸入タイヤ
・ホイール通販
・タイヤピット
・ガレナビの運営
所在地 本社 福岡県苅田町(〒800-0365 福岡県京都郡苅田町苅田3787-62)
従業員数 134名(2024年12月現在)
関連リンク https://www.autoway.co.jp/recruit/

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