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2021.02.08 COLUMN

視座を「高められる人」と「高められない人」の違いとは?

周囲から「視座が低い」と言われる人の共通点とは?

本人には自覚なく周りから(会社組織でいえば上位階層の人から)「あの人は
視座が低い」と言われてしまう人の共通点とは一体何でしょうか?
それは、「自分の責任と権限の範囲内のことを考えることに終始している」ことにあると考えられます。

多くの人は、自分に与えられた責任を全うしようとする真面目さを持っていま
すが、それを与えられた権限の中でなんとかこなそうと躍起になっています。

これは一見間違った行動には見えませんし、これ自体は問題ではありませんが、
大きな副作用と伴います。それは、自分が実際に影響を与えている/影響を与
えうる範囲を限定しやすくなるのです。

私たちは何気ない一言でSNS上を炎上させる/その炎上に加担してしまうくら
いの影響力は既に持っています。実際に、派遣社員が言っていたという噂話を
きっかけに社長の意思決定に歪みを与えてたケースも存在します。

つまり、私たちは自分が思っている以上に影響力をすでに与えており、また与えうる力を持っているのです。

視座が高いと言われる人の共通点とは?

では、視座が高いと目される人は何が違うのでしょうか?それは、自分の責任
と権限の範囲を超えた物事に関心を寄せ、「そのことに自分は影響を与えうる」という視点に立っていることにあります。

一言でいえば「自分事化」ということになりますが、「自分事化できていない」
理由をほとんどの場合、その人の無関心さと責任感のなさに帰着します。
それも一因ではありますが、もっと根本的なものは、自分の影響力に対しての
認識に差があるのです。

責任と権限の範囲の内側であれば、自分が影響力を及ぼせる範囲だと思いやす
くなれます。しかし、その範囲を超えると、何やら面倒くさい感じ、自分には
無理だろうといううっすらとした諦め、他の責任範囲の人がやるだろうという
放置が生じやすくなります。

その範囲限定の思考が自分の城に立てこもるかのような発想だけをさせてしまのです。

管理職研修等でもよく言われることですが、一時的な研修だけでは思考と行為を変化させることは難しいのが現実です。その際には少しハードルも上がりますが人事評価の項目を見直してみるのも現実的な打ち手の1つになります。求める行動を評価項目に落とし込んでみてはいかがでしょうか。